
あのサイトの造りを丸裸に!分析ツールBuilt With&aguse
今回はやや開発者寄りの話になりますが、競合サイトや参考サイトをこれでもかというくらいに中身をあばくツール「Built With」と「aguse」をご紹介します。
どちらも使い方は簡単で、トップぺージの空欄に調査したいURLを入れるだけです。
webサイトを構成しているモノが一覧表示される「Built With」

サイトがどんなサービスを使用して作られているのか、調査したいサイトとIPアドレスを共有している他のwebサイトなど、とにかく色々見れます。
たとえば、動きのあるサイトであれば、jQueryなどのどんなライブリを仕様しているのかといったことがわかります。

また、使用しているサーバーはもちろんサーバーの管理ツールや実装しているGoogleアナリティクスのバージョン、さらにはその旧バージョンがいつから新バージョンに切り替えたかなども分かってしまいます。
その他どんな外部リソースを読み込んでいるのかなど、参考にできる部分があるので、サイト制作者にとっても使えるところがあります。
有料版もあるようですが、もし興味があれば有料版も試してみてください。
webサイトのサーバー情報周りが明るみになる「aguse」

こちらは主にサイトのサーバー周りにある色々な情報を取得できるツールです。
結果が表示されるまでに少し時間を要することもありますが、その場合は少し時間を置いてから試してみてください。
aguseでは、ホスト名やIPアドレス情報はもちろんのこと、マルウェアなども検出することができます。
面白いのが、当該サイトが要注意サイトとして登録されているかどうかを調べることができるので、怪しげなサイトがあった場合は、そのサイトを調査することができます。

たとえば、急に検索順位が落ちたなんていうときに、見慣れないURLから大量にリンクが貼られているなどがあった場合、そのURLを調査できますね。
また、ブラウザへの拡張機能ツールもあるので、試してみてみるのも良いかもしれません。
今回はサイトを調査するツールをピックアップしましたが、「Built With」は競合サイトの調査、「aguse」は得体の知れないサイトなどを調査する場合などに使えると言えます。
こうしたサービスはどんどん利用してサイト運営に活かしてみてください。