
今さら聞けない!「Facebookページ」と「Facebook」
すでにお店や企業を運営されている方はご存知かもしれませんが、たまにFacebookの運営方法について聞かれ、アドバイスの途中で「Facebookページ」をご存知ないといったサイトオーナー様もいらっしゃります。
SNSについての集客はポピュラーになっていますが、サービス自体がインターネットを通じなくても提供できるお店やBtoBの企業にとってはまだまだよく知られていない部分かと思われます。
そこで今回は最も基本的な内容で「Facebookページ」についてお話したいと思います。
「Facebookページ」はFacebookと違う!
私も最初は戸惑ったのですが、「Facebookページ」とは普段無料でアカウント登録をするFacebookとは異なるものです。
(普通のFacebookも広い意味で「Facebookのページ」と解釈できますしね 笑 しかしここは気をつけましょう)
Facebookには普段よく知られている「個人用のページ」と「Facebookページ」の2種類があります。
このFacebookページと言うのは、まず「個人用のページ」を作成しなければ作ることができません。
いきなり「Facebookページ」を作ろうとしても作れないわけです。
また別の言い方をすると「Facebookページ」は自分のFacebook内にあるホームページのようなもので、これを使って店舗や自社のアピールを行います。
また無料でFacebookページは作成することができ、検索エンジンにもキーワード検索で表示されます。
Facebookページの特徴を理解する
ではFacebookページの特徴とはどんなものがあるのでしょうか?
初めての方もFacebookページをすでに持っていらっしゃるweb担当者様ももう一度確認してみてください。
あえてプラスの面とマイナスの面で分けてリスト化してみました。
プラス面
- 無料で作成できる
- 作成が簡単
- 通常の個人Facebookと同じように更新が簡単
- ツイッターなどに比べると炎上しにくい
- Googleなどの検索結果にも表示される
- タイムラインをフォフィシャルサイトに埋め込むことができる
- オフィシャルの企業サイトやブログに比べ、フィードバックを得やすい
- ブログや、twitterなど他のソーシャルメディアとの連携がしやすい
マイナス面
- 運用をするならこまめに更新は必要
- 検索エンジンには引っかかるが、しっかりと対策されたブログや公式サイトには及ばない
- ユーザーとのミュニケーションが大切なため、対応を誤るとマイナスな印象付けの原因となる
プラス面での特徴で特に注意してもらいたいのが、タイムラインをホームページに埋め込みができるという点です。
実はタイムラインを埋め込めるのは「Facebookページ」のみで、通常のFacebookのタイムラインは埋め込むことはできません。
この特徴は知らない方も多いため、注意しておきましょう。
タイムラインをホームページに表示させる(埋め込む)ことができるのは、Facebookページです。
また、あえてマイナス面も取り上げましたが、こまめな更新が必要なのはわりとどのSNSやサイトでも一緒かもしれません。
運用するのであれば、更新する担当者を決めて定期的なスケジュールを組んで行うようにすれば大丈夫です。
炎上のリスクが低いFacebookページ
そのほかにFacebookページの大きな利点というと、他のSNSに比べ炎上のリスクが低いことが挙げられます。
なぜかというと、Facebookは投稿された記事が「いいね!」クリックされるとそれが上位にきてユーザーの目にとまりやすくなり、その逆にあまりネガティブな投稿は目につかなくなるという構造だからです。
そのため、ビジネスを展開している方にとってはFacebookページはとても嬉しい作りなのです。
(もちろんだからと言って、ずさんな投稿をしていたらツイッターなどで拡散されるので、ご注意を。)
「ポジティブな情報が目につきやすく、ネガティブな情報が目につきにくい」といった特徴のFacebookページは、まさにビジネスオーナー向けのSNSと言えます。
もしFacebookページを今まで放置してしまっていたら、この機会に運用を見直して、ファンとなってくれるユーザーを増やして行きましょう!