1. Web-Knight[ウェブナイト]トップ
  2. ウェブマーケティング
  3. 5フォース分析のフレームワークで競合視野を広げる
ウェブマーケティング
5フォース分析

5フォース分析のフレームワークで競合視野を広げる

webサイトの集客や売り上げについて考えるとき、同じ業界の競合サービスのことだけに視野が狭まっていませんか?当然のことですが、一般的なユーザーはあなたのサービスを利用しようとするときには別のサイトにいくつかアクセスして調べたり、SNSで調べたり、知人に聞いたりして判断を固めていきます。
ここまではごく言われていることですが、私たちが普段意識している「競合」と呼ばるものは、実際にはごく一部でしかありません。

スポンサーリンク

買い手ですら競争相手となりうる

自分の置かれている競争環境を分析するフレームワークに「5フォース分析」と呼ばれるものがあります。
この分析では、文字通り5つの競争要因が存在していることを前提とした分析なのですが、今回はこの分析手法には触れず、あなたを取り巻く「競争要因」について焦点を当てて説明します。

下記に述べる要因を改めて自覚することで、今自サービスが「どこにいるのか」といったポジショニングを分析する糧となります。

競争業者

まず一つ目は一般的に思いつく「同業社競合」と言う要因です。価格やコストの争いになりやすく、その激化の延長で利益率が下がり、市場自体の魅力が薄れていくといったケースがあります。こういった競争が激しくなる業界は次のような傾向があります。

  • 生産能力の拡大が容易
  • 同業者が多い
  • 成長の速度が遅い
  • 高コストな構造
  • 差別化しにくい

サービスを存続させるためにはなるべくこうした激化の中に入らないことが重要です。

買い手

次なる項目は「買い手」です。言い換えると自社と顧客(エンドユーザー)の競争のこと。どういうことかというと、サービスの供給が高まると価格が同じなら高品質なもへ、品質が同じであれば安い方へと顧客は流れていきます。

それによって買い手による値下げの圧力によって利益率が下がっていくというわけです。なので、同じサービスの供給が高まると、買い手の力というものが非常に大きな脅威となります。

供給業者

3つ目は自社と供給(仕入先)との競争です。同じ業界内の競合が少なく、供給(仕入先)側の交渉力が強まると自社の利益を奪っていくことが起こります。例としてはインテルとコンピューターメーカーなどがそうです。供給業者は少しでも業界内の企業に高く部品や製品を売りたいために発生します。

 代替品

4つ目は自社商品・サービスと「代替品」の競争です。つまり、自社サービスが他の異なるサービスや製品にとって代わられてしまう脅威のこと。特に、自サービスよりも価格がお手頃でしかも性能面でも優れている場合は大きな脅威となります。

これはなかなか気づくことができないため、自社の業界の外にもアンテナを張っていることがとても重要です。身近な例としては、スマートフォンがデジタルカメラや携帯音楽プレーヤーの市場を圧迫するケースがあります。

新規参入業者

そして最後の項目が新規参入業者となります。この競争が激しくなる要因としては、参入障壁の低さが挙げられます。では参入障壁は何かと言うとたとえば、下記にあげる項目になります。

  • ブランド力・知名度
  • 流通チャネル
  • 商品を生み出す資金力
  • 規模の経済
  • スイッチングコスト

上記のようなハードルが低いと新規参入が容易なため競争が激しくなりやすいと言えます。たとえば、ウェブ制作業界などはあまりブランド力で見られず、資金力もあまり必要度せず、流通チャネルに規制もないため、参入障壁が非常に低い業界と言えます。

こうして5フォース分析のフレームワークを少し眺めただけでも、競合視野が広がり、今自分のサービスがどこらへんに位置しているのか見えてきたのではないでしょうか?買い手(顧客)、売り手(仕入先)の交渉力、代替品および新規参入の脅威も「競争要因」と捉えることが理解できたのはないかと思います。
こうした分析の内容は非常に面白いので、よかったら詳しくまた掲載していく予定です。